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help リーダーに追加 RSS 「きものが欲しい!」  群 ようこ

<<   作成日時 : 2007/11/19 15:26   >>

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先週末、知人に誘われ、東京美術倶楽部というビルの中である、きもの呉盟会(着物奉仕市みたいなもの?)へ行ってきました。
彼女は着付けを一緒に習った仲間と月一回、着物でお出かけの機会を作られていて、
「着物でお出かけしてみたいです!」という私を快く誘ってくださいました。
私はこれが2回目です。(前回は浴衣だけど・・・。)

この日はもうお1人、着付けのお仲間もご一緒で、初対面ながら色々教えていただきました。
お二人ともさすがに慣れていらっしゃり、襟元も帯結びもバッチリです。
色合わせもすてきだなぁ・・・としばし見とれてしまうのでありました。
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これからの季節は羽織やショールで隠せるから、かなり気楽であるとはいえども、
外から室内へ入ると暖房が効いていて、脱がねばならないのは必至。
がー、まぁ少々のことは目を瞑っていただいて・・・、っと着付けていくわけです。
ああ、帯のテが短すぎたなぁ・・・折り返し部分がぐちゃぐちゃだよ。
・・・やっぱり帯揚げが上手くいかない!
極めつけは、帯締めってどうやって締めるんだっけ〜?
とアタフタしながら、こんなもんでしょっと完成。
見る人が見たらさぞやおかしな格好かもしれませんが、着てみることに意義があるのさ!
と開き直って?出発です。

大門駅に着いたのがちょうどお昼時で、スーツ姿のサラリーマンがチラホラ。
こんなビル街で着物市?賑やかな商店街風なものを想像していた私は、「このビルよ。」っと中に入ってびっくりです。
まるで老舗旅館のような広々とした入り口には、提灯がズラズラズラッと並び、はっぴ姿の呉服屋さんがお客様らしき人をご案内中。
私たちが到着し受付を済ませると、「加賀屋さん、お客様の○○様がお着きです。」っと放送が入るのです。

待つことしばし、穏やかな笑顔の加賀屋さん登場。
入り口で草履を脱ぐとササッっと片付ける係りの人もいらして、まさに別世界!
そうしてとうとう、「中は暖かですので、上着などはどうぞお預けになってください。」と、
その時がやってまいりました・・・。
うっ、こんな、まさに専門の人々ばかりの中で脱ぐのね、脱ぐのね、キャ〜、恥ずかしい!
って高校生じゃないんだから・・・。
そこはさすがに堂々たるおばさん、何食わぬ顔してストールに別れを告げたのでありました・・・。

上がったらすぐ、「まずは腹ごしらえを・・・。」っと、お弁当まで出していただき(大層美味しくいただきました。)、
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その間に、周りのお客様方をそ知らぬ顔で観察。(お行儀の悪いこと!)
お着物の方は、本当にお上手に着付けていらっしゃる。
お太鼓の中があんなにすっきりしている・・・。
若い人には「お嬢様、このような物がお似合いになるのでは?」なんてセリフが待ってるのだろうか?とありがちな妄想!?を抱く私。
そんなセリフ一回言われてみたいものです。(お嬢様はムリか・・・。)
ずらりと反物並べられて、次はこれ、お次は・・・っと。
はっとわれに返り、いよいよ見て回ることに。

庶民の私は全くお買い物するつもりはなかったので(ごめんなさい!)、
かえって“ほほう〜、綺麗な布だなあ。へー、紬ってこんな生地なのね。こんな色もあるんだ〜。“と気楽に見て回ることができました。
何せ洋服じゃ、あまりにもお高いでしょう!買わないよなぁ・・・なーんていうお値段が、超特価だったりするのですから、和の世界は覗くだけ覗くだけ、迷うことすらない世界でした・・・。
どれもこれも美しいので、見ているだけでも十分楽しいし。

もし「さあどれでも選びなさーい。」
なぁんてにっこり笑って言われたら、返って迷いに迷って泣きそうになるな、絶対。
ああー、わからない!!どうしようっと。
色合わせや小物合わせには、センスがいるもの。
その肝心な想像力とセンスに弱点あり・・・。
ですから−、そんな日がいつ来てもよいように、せっせと目を肥しておこうっと。

十分目の保養をして、えいっ!と私としては一大決心をして、江戸組紐の帯締めを購入し、
初めての呉盟会を後にしたのでした。
くたびれたけど、面白かった♪

帰宅して、”着物で来られた方にプレゼント”の箱を開けて、再度赤面
「本日は素敵なきもの姿でご来場いただき、ありがとうございました。」って書いてあったんだもの!
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作家の群ようこさんは、365日着物で通してみたり、三味線のお稽古に通われたり、和の世界にも通じていらっしゃる。
この題名にも、「そうねー、そうだよね〜っ」と大きく頷いたりして。

着物は好きだが、いざ着ようとすると腰がひける。・・・面倒くさがりの私は、(そんな思いをするのなら別に洋服でもいいや)

なんて思っていた彼女が、やがて呉服屋さんに「先作り」(勝手に仕立てられること)されるぐらい着物を作るようになっていくのを読むのは実に面白いのです。
普通の主婦じゃあとても味わえない世界を、私たちと同ような目線で着物について語ってくれているようで・・・。
帯や着物の写真もあり、参考になります。

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コメント(2件)

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自分で着付け・・・。いいなぁ。
夢のまた夢だなぁ。
習ってると、いつも着なくても手が思い出すんだろうね。
うらやましい。
それにしても、
あえて着るために機会を作ってるのは、
すごく素敵だと思いました。
次回は、ぜひ、写真をアップしてくださいませー♪

着物の本はけっこう好きで、
青木玉さんの『箪笥の引き出し』とか、
樋口可南子さんの『樋口可南子のきものまわり』とかが、
印象深い。
青木さんあたりは、読んだことあるかもね。
青木さんは幸田露伴のお孫さんで、
娘の青木文さんも執筆者。
露伴ははずして(!!)文さん、玉さんの本は大好きです。
露伴はそーとー偏屈じいさんだったみたいね。
わたしは、玉さんの『小石川の家』からは入りました。
表紙の安野さんの絵もすてき。
shiho
2007/11/19 16:50
>習っていると、いつも着なくても手が思い出すんだろうね。
・・・悲しいかなそんなことないんだよね。
いつも事前に本見て頭に入れて、
イメージトレーニング。
前日には洋服の上から帯を結んでみるのがベストかな?

着物の本は目で見ても楽しいよね〜。
呉服屋さんなんてそうそう行かないから、
写真を見て、満足するのだ。

・・・と、目ばかり楽しませてないで、文章も楽まねば。
群さんとか林さんとか気楽なエッセイばかり読んでるなぁ。
幸田一族!?の文章についてはどれも読んだことないんだよ!実は。
何学部ご出身?
安野さんの表紙を求めて本屋さんさまよってみます・・・。
cochi
2007/11/21 08:57

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