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土曜日に帰宅したザブチが、赤城の代休日である月曜日、 私はホットルームの担当でした。 ザブチに「留守番してる?来てみる?」と聞いたところ、当然のごとく「留守番してる。」 そうだよねえ。 それでいつものように本を持って、1人で部屋番しました。 今回は、梨木香歩さんの「からくりからくさ」です。 作家名だけで何の気なしにこの本を選び、結局読む暇がなく、 その上「りかさん」の続きのストーリーだと知って、 そちらを読んでから再度借りることになった(どうでもいい説明が長い!)この本は、 読み始めたときより、ずっとドッシリ響くお話でした。 言葉遣いや、出てくる細々したもの(人形の着物や、織物、草花)の描写が美しく、 うら若き女性4人を巡ることからはじめのうちは「若草物語」に似てるなぁ、なーんて思っていたのですが・・・。 「りかさん」の日本的な不思議な世界を読んだ時には、 なーんて丁寧に毎日を暮らしている人たちなのでしょう! 私の人形やぬいぐるみへの仕打ちを考えるに、なーんて酷いことをしていたのでしょう・・・、 そうしてラスト桜の老木(この木にもお話がありそう)を煮出して布を染めるシーンがいいなぁ。 と単純に思ったものでした。 リカちゃん人形をねだったようこが成長し、 りかさんと暮らす、植物染料修行中の蓉子の物語は、淡々と穏やかな日々だけではなく、 日本の土着的な古いしきたりから世界情勢まで、さらりと描かれていながら、 実は幅広くドロドロしたものまでも含んでいたのでした。 そこがそうなって・・・こうつながっていくのね!っという驚きと、 自然を大切に本当に丁寧に丁寧に生活する(一昔前までは当然のことだったのかもしれませんが)その暮らしぶりは、 いざ自分が出来るか・・・と聞かれると躊躇するものはあるものの憧れてしまう部分は大。 最近興味のある紬など織物、そんな場面場面を想像しながら読んでいると、 ずいぶん時間がかかってしまいました・・・。 ラストのクライマックス、炎の中のりかさんは(ああ、ネタバレ!)、 「りかさん」に出てきた青い目の親善大使のお人形と同じような姿でありながら、 (うーん、それも同じではない・・・か) 意味するところは全く全く違ってたなぁ・・・。 唐草が絡まって絡まって繋がっていくように、全てのものが繋がりあって、ここにこうしている。 そんな感じ? またもう一度ゆっくり時間をかけて読みたいと思います。 |
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日本人ならではの感性がすたれているような現代人のわたしでも、 |
shiho 2008/05/15 21:48 |
『家守綺憚』ね。了解! |
cochi 2008/05/16 15:43 |
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