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前回の話題に引き続き、今回も自転車で。 我が家のおとうしゃんの数ある?!趣味のひとつに自転車があり、 何故か暮らしている人数以上の自転車を所有する我が家・・・。 この本は自転車の世界を舞台にした、面白いと話題の小説です。 主人公ぼく(白石誓)はオリンピックまで狙えると言われていた陸上を捨てて、 ロードレースのプロチームでアシストとして走ることに、喜びを感じ始めています。 風の抵抗を避けるため、順番に先頭交代することから紳士のスポーツとも、 何日間も走り続けることからこの世で最も過酷なスポーツとも言われる自転車ロードレース。 ぼくが淡々としているせいか、スポーツ物であるわりに汗や熱さをあまり感じない、 けれども、より速く走るためだけにほかのすべての要素をそぎ落としたというロードバイクの疾走感に溢れています! 激坂登りが苦しいという描写があっても、スイスイ自転車は走っていく・・・って感じ。 おとうしゃんと夜中にTVで観たツール・ド・フランスで、 色とりどりのジャージを着た選手達が、集団で駆け抜けていく様子がありありとよみがえってくるような・・・。 その一団は、先頭を走る選手がローテーションするかのように、グルグルと入れ替わり、 それでひとつの生き物のような動きをしていました。 「何故そんな風に走るの?」と聞いた覚えも。 「先頭は風の抵抗を受けて大変だから。」そんな答がおとうしゃんから返ってきたんだっけ。 それで交代で走ってるのね〜、と納得。 その時に、チームのエースを勝たせるために、アシスト役の選手がいるということも知りました。 「ぼくのゴールは、あのゴールゲートではない。あの集団なのだ。」 なんて、泣かせるセリフではないですか。 自分の順位を下げてもエースの勝利のためのアシストに徹する、 そんな犠牲の上に成り立つ勝利を手にするものは、その重さも尊さも知っていなければならない・・・。 冒頭での凄惨なシーンが、 何時出てくるのか、誰に降りかかるのか、気になって気になって仕方がありませんでした。 そしてそれは私が思っていたものとは(浅すぎ!)全く違っていたのでした・・・。 ラストはええっ!そうなの!?そんなことができるものなの!?っと、 ここでまたタイトルが頭に浮かび、じんわりと涙がこみ上げてきた私です。 いつも非情な勝利を手にしていた彼だけに・・・。 日本ではマイナーなロードレース、 一度観てから読むか、読んでから観るか。 レースを観たことがある人は是非一読を、 この小説を読んだ人はレースを観てみたくなる・・・そう思いませんか? |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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自転車レース、知ってはいるけど、 |
shiho 2008/01/26 08:19 |
ディック・フランシス!懐かしいね。 |
cochi 2008/01/26 12:27 |
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